中国 合弁学科
2020年 入学式祝辞
上海健康医学院
上海健康医学院/2020年10月
入学御祝の挨拶
日本.学校法人大阪滋慶学園
常務理事・学校長
橋本 勝信
〔挨拶〕
尊敬する上海健康医学院 黄 鋼 院長、鄭 錦 書記をはじめ、教職員の皆様、医療器械学院臨床工程技術学科へ入学された学生の皆様、ご入学おめでとうございます。
〔コロナについて〕
今年2020年1月31日、世界保健機関(WHO)が緊急事態宣言を出してから約1ヶ月、新型コロナウイルスの影響が日本全体に広がってきました。入学式の中止、講義はオンライン授業が主流であり、就職面接もオンライン面接が主流となり、それぞれの大学、専門学校が工夫してオンライン講義+少数対面授業も併用して、大学、専門学校は運営されています。
〔大学で学ぶ志、夢〕
古今東西、若者は、「大学に進学したら、これもしたい!あれもしたい!」と、大きな期待を胸に抱いて入学します。皆様も、大きな志を持って、将来の夢をかなえるべく入学されていることでしょう。私も大学に入学するとき、大きな夢を持っていました。新しい生活環境で先生や友人との出会いが、人間性を大きく成長させてくれます。志を高く持って下さい。その為には、外の世界に触れて視野を広げ、自己成長の種を蒔き続けましょう。勉学で「種をまく」とは、あらゆる面で「工夫」をしていくことであり、また「未来に投資」をしていくことです。皆さんの成長を期待します。
〔上海健康医学院と大阪滋慶学園との国際交流と歴史〕
上海健康医学院と大阪滋慶学園(大学院大学、専門学校〔11校〕、高等学校を経営)は、合作学科を設立してから、20年になります。卒業生総数は1,461名であります。上海健康医学院と大阪滋慶学園が協力して運営する合作学科は、若者の人材育成と、優秀な職業人を養成することが目的です。上海健康医学院は、医療器械・臨床工学に関する専門分野での評価はこの5年間、中国で上位クラスであります。また、2019年11月1日(金)・2日(土)、『第4回アジア臨床工学フォーラム』が、東京で開催され、滋慶医療科学大学院大学の主催、上海健康医学院の共催で、盛大に執り行われました。両校は、アジアの国々での臨床工学技士の育成に大きく貢献しています。
又、上海健康医学院と大阪ハイテクノロジー専門学校の「合作協定」により、合作臨床工程技術学科を卒業した学生は、大阪ハイテクノロジー専門学校臨床工学技士専攻科(1年課程)と日本語学科(1年、1.5年課程)に留学できるシステムが構築されています。最終学年終了後、日本の「臨床工学技士」国家試験を受験し、これまでに89名の外国人臨床工学技士が誕生しました。卒業して、大阪、京都、兵庫等で臨床工学技士として働いています。経験を積み、母国(中国)で活躍されています(日本の大学院〈修士課程〉の学位を取得している人もいます)。日本の臨床工学技士として、将来はアジアの人材育成の面でも活躍する人材が生まれることも期待しています。
このように、新入学生の皆さんは、沢山の活躍の舞台がありますので、頑張られることを期待しています。
〔大阪滋慶学園の紹介〕
私たち滋慶学園グループは、日本全国に76の学校を設置し、在籍する学生数は約36,000
を数えます。その中でも大阪滋慶学園は、建学の理念として、「実学教育」「人間教育」「国際教育」を掲げ、滋慶医療科学大学院大学と専門学校11校、高等学校1校を運営しており約6,000名の学生が在籍しています。また、学園全体の留学生数も延べ180名を超えています。西日本で最も大きな、医療・福祉・先端技術分野における専門職業教育機関です。
大阪滋慶学園は、1987年4月に創立され、今年(2020年)で創立33年になります。2011年4月、滋慶医療科学大学院大学医療管理学研究科(医療安全管理学専攻〔修士課程〕)を開学いたしました。日本で初めての、『医療安全管理学』の修士課程です。修士の学位を取得する者が毎年20~24名誕生しており、現在、その数は延べ144名に上ります。医療安全管理の理論と技術を持つ医療職業人の高度化と、「高度専門職業人の養成」が求められています。
〔謝辞〕
私は、上海健康医学院と交流を重ねて20年になります。多くの先輩校長、教員の皆さんから多くのことを学び、そして成長することができました。ここに厚く御礼申し上げます。
また、毎年、入学式と卒業式に必ず参加して、学生の皆さんにお祝いの挨拶をしていますが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、現地で参加することができません。お許しください。
新入生の皆さん、学生時代に多くのことを学び、道を知り、行動し、優しく、逞しく、学生生活を送られますことを願って、ご挨拶とさせて頂きます。
ありがとう、謝謝。
中国 合办学科
2020年 开学典礼祝辞
上海健康医学院
上海健康医学院/2020年10月
开学典礼祝词
日本 学校法人 大阪滋庆学园
常务理事・校长
桥本 胜信
〔问候〕
尊敬的上海健康医学院黄钢校长、郑锦书记、各位教职员、医疗器械学院临床工程技术学科的新同学们、在此对入学表示热烈祝贺。
〔关于新冠疫情〕
今年2020年1月31日、世卫组织(WHO)发布了紧急事态宣言,大约1个月后,新冠的影响来到日本。开学典礼中止、上课改为线上教学形式、就业面试也改为线上进行等,各大学、专门学校等多采用线上授课结合少数面授的形式,坚持开展学校的教学教学活动。
〔要树立志向和梦想〕
古今东西,年轻人都想“我上大学后,要做这做那”等,都是满怀期待来入学的。你们也是胸怀志向和梦想来的吧!我也一样,当年到大学时,也曾有个很大的梦想。在这个新的生活环境下,能遇到恩师和挚友,是人生发展重要的成长时期。请一定要志存高远!为此,要多接触外面的世界开阔视野,持续播撒下自己成长的种子。所谓在学习中“播种”,其实就是“下功夫”,或者说就是“给未来投资”。期待你们茁壮成长。
〔上海健康医学院与大阪滋庆学园的国际交流历史〕
上海健康医学院与大阪滋庆学园(开设有1所大学院大学、11所专门学校、1所高中),开展合作办学已经20年了。合办专业毕业生总数为1,461名。上海健康医学院与大阪滋庆学园合作办学开设的学科,目的是为了把年轻人培养成为优秀的职业人才。上海健康医学院在医疗器械、临床工学等有关领域,近5年的评价高居中国榜首。另外,2019年11月1-2日举办的“第4届亚洲临床工程论坛(东京)”,由滋庆医疗科学大学院大学主办,由上海健康医学院协办,盛况空前。可以说,我们两校,为亚洲各国的临床工学技士的培养做出了重要贡献。
同时,按照上海健康医学院与大阪高技术专门学校的合作协定,临床工程技术专业合作办学的毕业生,可赴大阪高技术专门学校临床工学技士专攻科(1年制)和日本语学科(1年、1.5年制)留学,形成了完整的国际人才培养体系。最终学年毕业后,可参加日本国“临床工学技士”国家资格考试,至今在日本,已培养出89名同学作为外国人临床工学技士。他们毕业后,在大阪、京都、兵库等从事临床工学技士的工作。也有积累经验后,回到祖国(中国)一展身手的(也有在日本取得研究生学位的)。我期待这些临床工学技士,将来在亚洲的人材培养方面也能够大有作为。
像这样,已经为你们搭好了舞台,期待你们登台的大展身手。
〔大阪滋庆学园介绍〕
我们滋庆学园集团,在日本全国有76所学校,在校学生数约36,000名。其中大阪滋庆学园以“实学教育”“人格教育”“国際教育”为办学理念,共有滋庆医疗科学大学院大学及专门学校11所,还有一所高中,在校生约6,000名。另外,还有合计超过180名的留学生。是西日本地区最大的医疗、福祉、高技术领域的专门职业教育机构。
大阪滋庆学园は创立于1987年4月,到今年(2020年)已有33年。2011年4月,开设了滋庆医疗科学大学院大学医疗管理学研究科(医疗安全管理学专业硕士)。是日本第一个“医疗安全管理学”硕士课程。硕士学位的获得者月毎年约诞生20~24名。现在,已合计达144名。这是因为社会迫切需要具有医疗安全管理学理论和技术的高级医疗职业人才。
〔谢辞〕
我本人一直与上海健康医学院交流达20年。从贵校众多老前辈老领导和教职员们身上,学到了好多东西,我得以不断成长。在此,我要表达深深的谢意!
本来,每年我都一定会参加贵校的开学典礼和毕业典礼的,今年因为受新冠疫情的影响,无法亲身前来向同学们表达祝贺,深表遗憾,也请你们理解。
各位同学,祝愿你们在学生時代刻苦学习、明确道路、积极行动、优雅生活、豪迈人生。度过美好的学生生活。
谢谢。